★¨☆ 王様 ☆¨★

2025年11月9日 14:30

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本日も
どうぞよろしくお願い致します

王様

オキニトークに届いたメッセージ。『今日も突然ですが　本日◯時～いかがでしょうか？　急遽予定が空いたので…。　王様がしゃぶって欲しいとお望みです』もう、このテンションが“ダァ～リン”そのもの。思わずトークを見ながら笑ってしまった。
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お部屋に伺うと、『待ってたよ』と穏やかな笑顔。テーブルにはノンアルビールとノンアルカクテルがふたつ並んでいて『まずは乾杯をしようか』プシュッと開けた音とともにグラスを合わせる。口をつけるより先に、ダァ～リンが少し身を寄せてきて唇が重なった。ビールの泡の苦みと唇の熱が溶け合って、それだけで身体の奥がじんわりと反応してしまう。「シャワー、行きましょうか」湯気の中、泡を立て合いながら、お互いの身体を優しくなぞる。指先が肌を滑るたび、熱が伝わる。
その温度のまま、シャワーを出ると、ダァ～リンが冷蔵庫から別のノンアルカクテルとフルーツを取り出してくれた。『リラックスしようか』「はい、ありがとうございます」
タオル一枚のまま、ソファに腰を下ろす。グラスを手渡された瞬間、視線が絡んだ。
フルーツを口移しされた瞬間、手元が伸びた。
その静かな目つきで、その慣れた手つきで“そろそろだな”って、空気が変わる。グラスをテーブルに置くとダァ～リンの膝の間に跪いてタオルをほどく。熱がゆっくりと立ち上がる。唇を添え、舌先で確かめるように動かすと、ダァ～リンの呼吸が深くなる。『あぁ…いいねぇ、そうそう…それだよ』喉を震わせながら、片手でKOUGAの髪をゆっくり撫でる。
KOUGAは丁寧に、根元から先端へ、焦らすように唇を這わせていく。ときどき目を合わせると、『その目、たまらない』と低く囁かれて、喉の奥がきゅっと締まる。ダァ～リンの腰が少しだけ動いて、舌と呼吸がぴたりと噛み合う。唇の間を抜けるたび、ぬるりとした音が静かな部屋に響いた。『……次は俺が、お前を気持ちよくしてやろう』王様口調にそう言って、タオルを拾い上げる手でKOUGAの腕を引いた。ベッドに倒れ込むと、舌が太腿の内側をゆっくり這っていく。焦らされて、吸われて、腰が自然に跳ねる。「あっ！そこ、待って。ま…ってぇ～」声が喉で途切れて、ダァ～リンの指が奥まで沈む。『ほら、もっと感じて』その声が低くて、優しくて、どうしようもなく乱される。背中を反らせるたび、舌と指が重なって、息と音が溶けていく。時間の感覚が遠のいて、ただ、ダァ～リンの手の中で揺れていた。果てたあと、『今日も最高だったよ』と柔らかい笑顔。「王様、満足されました？」『うん、完璧。最高だったよ』していた。支度を終えてドアの前で手を振る
ダァ～リン。その穏やかな表情にまた逢える予感が残った。

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